秋に楽しむ薩摩切子

長かった猛暑も過ぎ去り、鹿児島も朝晩は涼しくなってきました。
今回は、秋にぴったりな薩摩切子の使い方をお伝えしたいと思います♪

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画像で使用しているのは、二色被せの筒型花瓶。
縦に施されたカッティングが、すっきりとした印象を与える作品です。

こちらの花瓶には、生き生きとしたグリーンがよく合います!
そこで葉物をシンプルに生け、和室においてみたところ、とても素敵な空間が生まれました♪

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夕暮れ時、障子から差し込む秋のおだやかな日差しが薩摩切子をより魅力的にみせてくれます。
季節に応じた植物を飾って、四季折々の美しさを 感じてみてはいかがでしょうか。

 

色のひみつ  その⑥

色のひみつ、最終回は、島津紫についてお伝えしたいと思います!

島津紫は、その名に「島津」を冠した珍しい色です。
なぜ、その名前がついたかというと、薩摩切子の生みの親、島津斉彬公が紫色をお好きだったことに端を発します。

2005年、もともと復元色として製造されていた紫色の発色剤に純金を加えることによって、より鮮やかで色気のある紫色の開発に成功。
これが島津紫です。

37 焼酎ロックグラスC01島津紫

この島津紫は、復元品の古色あふれる意匠や創作品のモダンな意匠、どちらでもその輝きを存分に発揮する色なのです!
現在、工場お隣の磯工芸館に展示してある「紫晃扇舞(しこうせんぶ)」は、幽玄さを感じさせる薩摩切子の大花瓶。

紫晃扇舞

色々な角度から、ゆっくりと「ぼかし」の美しさを堪能してみてはいかがでしょうか。

「3人3様 女流ガラス作家展」のご報告♪

8月20日~27日まで鹿児島のマルヤガーデンズ内3階、エムズギャラリーで行われていた「3人3様女流ガラス作家展」。

先日、その会場にお邪魔してきました!

展示されていたのは、薩摩ガラス工芸の切子職人、中根櫻龜(なかねおうき)・薩摩川内市で制作活動を行う平泉悦子先生・日置市でレースガラスを主に製作している井出江里子先生の3名の作品。

スウェーデンで学んだという吹きガラスの技術を使用した、美しく実用的な平泉先生の作品や、繊細なレースガラスが素敵な井出先生の作品を、とても楽しく拝見しました。
櫻龜の作品も、ギャラリーの柔らかな光を浴びてキラキラと輝いていました!!
同じ素材でありながら、それぞれの感性で全く違う表情を魅せる「ガラス」の魅力、よ~く伝わりました♪

写真を撮らなかったのが悔やまれますが…
ぜひ、工房へも足を運びたいと思うところでした^^
それぞれの工房は以下のとおりです。

☆グラススタジオテーゲー(平泉悦子先生)
☆ガラス工房ウェルハンズ(井出江里子先生)
☆薩摩ガラス工芸(中根櫻龜)

なお、薩摩切子の製造風景も無料でご自由に見学することができます!
集中して作品づくりに取り組む、櫻龜ほか職人たちの姿をぜひご覧くださいませ。

色のひみつ  その⑤

色とりどりの島津薩摩切子のなかで最も人気の高い色、金赤。
今回は、その金赤についてご紹介いたします!

金赤は、その名のとおり金を使って発色する赤色です。
光にかざしたときの輝きは随一で、とても華やかな印象を受けます。

実はこの色、「幻の金赤」と呼ばれているのです!
なぜかと言いますと、幕末、薩摩切子が生まれた時代の文献に「銅や金を使って赤色を発色した」という記述が残っているからです。
銅を使って発色した赤色とは紅色のことで、今でも少なからず残っています。
しかし、金を使った赤色の薩摩切子は未だ発見されていないのです。
とてもロマンをかきたてられる色ですね!

薩摩切子の繊細なカッティングが映える色ですので、是非一度お手に取られて見て下さい♪

家庭画報様の取材♪

特に暑い日が続くなか、家庭画報様が鹿児島まで取材に来て下さいました。
今回の取材では、普段から見慣れた薩摩切子の全く違った表情を撮っていただきました。
薩摩切子の新しい魅力に気付かされたような気がします。

どのような内容だったかはまだ明かせませんが…
家庭画報11月号(10月1日発売号)に掲載されるので、お楽しみに♪

その際、おみやげにいただいたのがGUCCIのチョコレート☆
女性職人が多い我が薩摩ガラス工芸にとっては、とってもテンションのあがる贈り物です!
一粒一粒、とってもかわいい~♪
女性たちで、至福の休憩時間を過ごすことができました。

 
家庭画報スタッフの皆さま。暑いところ、お疲れさまでした~!
そして、ありがとうございました^^