使って楽しむ薩摩切子のススメ。その②

薩摩切子、実際に使って楽しんで下さいね♪というお話をさせていただくと、「氷を入れても大丈夫?」「耐久温度は何度ですか?」と聞かれるお客様が多くいらっしゃいます。
そこで、今回は、薩摩切子を使用されるときのコツ・注意点についてお伝えしたいと思います。

まず、念頭においていただきたいのが、島津薩摩切子は「クリスタルガラス」という素材で出来ていること。
非常に高品位なガラスである一方、耐熱性強化ガラスではありません。
よって、急熱急冷に大変弱く、温度差で破損する恐れがあります。
デリケートであるが故、さまざまな条件が重なりあって割れてしまう可能性もあるため、「これさえ守っていれば絶対割れない!」というルールが存在しないのが実情…。
そこで、破損のリスクを減らすコツを御紹介したいと思います!

それでは、冷たいビールを飲みたい!という時を例にしてみましょう。
真夏の暑~い日、お部屋に置いていた薩摩切子も温かくなっています。
その中に冷蔵庫でキンキンに冷やされたビールをいきなり注ぎ込むと…
クリスタルガラスは温度差に対応できず、割れてしまうかもしれません!
こういうときは、一度グラスにお水を注ぎ、ガラスの温度を水温に近付けてから、ゆっくりとビールを注いでください。
このひと手間で、温度差を小さくすることができます。

お湯割りを飲む時も同じです。
直接熱湯を注ぐのではなく、一度水にくぐらせてから、ゆっくりと飲み物を注いで下さい。

ただ、あまりに冷たいものや熱いものを飲むのに使用するのは、避けた方が無難でしょう。
お使いいただく際は、上記に述べたコツを参考にしてみて下さいね♪